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【最新のGA4対応】GoogleアナリティクスをWordPress(ワードプレス)に導入する方法

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Webサイトを開設した際に必ず行っておくべきことが、Googleアナリティクスへの登録作業です。Googleアナリティクスを導入するとサイトへのアクセスやユーザーの行動履歴などのデータが検証できるため、サイトやコンテンツの検証・改善に大いに役立ちます。

ただ、その登録作業や設定方法は少し複雑です。

また、Googleアナリティクスは2020年10月にGA4と呼ばれるバージョンへアップデートし、仕様が変わりました。
それによりワードプレスの場合、これまでは UA- から始まるトラッキングコードをワードプレスの定番プラグイン「All in One SEO Pack」の管理画面に入力すれば設定できたのですが、アップデート後はこの方法での新規で設定できなくなりました。(それ以前にGoogleアナリティクスを導入済みの方は設定はそのままで問題ありません。)

そのため、本記事では「All in One SEO Pack」とは別の「Head, Footer and Post Injections」というプラグインを使ってワードプレスにGoogleアナリティクスを導入する方法を記載しています。

今回の記事では、Googleアナリティクスのアカウントを作成し、ワードプレスに導入するまでの手順を順に解説します。
2021年3月に実際に0から設定をおこなってまとめた記事ですので、実際の画面の内容が少し違う・・・などと迷うことなくGoogleアナリティクスを導入できます。

なぜサイト運営にGoogleアナリティクスが必要なのか?

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Googleアナリティクス(Google Analytics)とは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。運営しているWebサイトに導入することで、サイトへのアクセス状況やユーザーの行動履歴などを一目で確認できます

Webサイトを開設したとしても必ずしもGoogleアナリティクスを導入しなければいけないわけではありません。

しかし、アクセス解析ツールがなければサイト全体のアクセス分析や各Webページの検証ができないため、できるだけ導入することをおすすめします。Googleアナリティクスから提供されるデータを検証すれば、サイトやコンテンツを最適化できます。

Googleアナリティクスの導入方法

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それでは、2021年最新版のGoogleアナリティクスの導入方法をご紹介します。

Googleアナリティクスを導入する手順は以下の通りです。

  • Googleアカウントを作成
  • Googleアナリティクスに登録
  • Webサイトにトラッキングコードを設置

手順(1)Googleアカウントを作成

Googleアナリティクスを利用するにはGoogleアカウントが必要です。すでにGoogleアカウントを保有している人は、この項目は飛ばしてください。

まず、「Googleアカウントのログインページ」にアクセスします。

画面左下にある「アカウントを作成」をクリックします。

必要な情報を入力しましょう。名前はニックネームでも可能です。

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入力がすべて完了すれば「次へ」をクリックします。

次の画面では、携帯電話番号などを登録していきます。必須項目は「生年月日」と「性別」のみです。

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入力が完了した後は「次へ」をクリックします。

最後に利用規約が記載されたページが開くので、内容をすべて確認します。

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画面下の「同意する」のボタンを押すとGoogleアカウント登録はすべて完了です。

手順(2)Googleアナリティクスに登録

次に、Googleアナリティクスのサービスに登録します。

まず、「Googleマーケティングプラットフォーム」にアクセスしましょう。

画面右上にある「無料で利用する」をクリックします。

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すると、Googleアカウントのログイン画面が開きます。先ほど登録したGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。

Googleアカウントのログインが済むと、今度はGoogleアナリティクスのトップページへ移動します。画面中央にある「測定を開始」のボタンをクリックしましょう。

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Googleアナリティクスの初期設定ページでは、アカウントとプロパティの設定を行います。

まずはアカウント設定からです。

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ここで入力する箇所は「アカウント名」のみです。アカウント名は自由に設定できるので、分かりやすい名称を付けておきましょう。

その下の箇所では、Googleアナリティクスと紐づける共有設定ができます。基本的にはデフォルトの設定のままでも大丈夫ですが、共有設定を変更したいときはチェックボタンのオン・オフを調節してください。

アカウント設定が終われば画面下の「次へ」をクリックします。

次にプロパティを設定します。

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ここで入力する内容は以下の通りです。

プロパティ名サイト名を入力
レポートのタイムゾーン「日本」を選択
通貨「日本円(JPY)」を選択

設定が終われば画面下の「次へ」をクリックします。

最後にビジネス情報を登録します。

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業種やビジネスの規模、Googleアナリティクスを利用する目的を選択しましょう。

設定がすべて終わると、画面下の「作成」をクリックします。

Googleアナリティクスの利用規約が表示されるので、地域「日本」を選択して内容を確認してください。確認後は「GDPRで必須となるデータ処理規約にも同意します」にチェックを入れ、「同意する」のボタンをクリックします。

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これでGoogleアナリティクスへの登録はすべて完了です。

手順(3)Webサイトにトラッキングコードを設置

最後にトラッキングコードを取得します。トラッキングコードとは、アクセス解析データを取得するためにWebサイトへ貼り付けるタグです。このタグをサイトに貼り付けないとデータを取得できないので注意してください。

上記の手順(2)で完了した画面から、右側にある「ウェブ」を選択します。画面が表示されていないときは、プロパティメニューにある「データストリーム」の項目をクリックしてください。

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「ウェブサイトのURL」の項目にURLを、「ストリーム名」にウェブサイトの名称を入力します。入力が終われば画面下の「ストリームを作成」をクリックしましょう。

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すると、ウェブストリームの詳細画面が表示されます。サイト情報がGoogleアナリティクス上に登録された、ということです。

画面を下にスクロールすると「タグ設定手順」の項目があります。ここで、「新しいページ上のタグを追加する」のタブを選択し、「グローバルサイトタグ」をクリックします。すると、以下のようにトラッキングコードが表示されます。

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表示されているトラッキングコードを、「<!–Global site tag(gtag.js)」から「</script>」までコピーします。後は、このタグをWebサイト全体のHMTLファイルの<head>タグ直後に貼り付けると設定完了です。

WordPressでWebサイトを開設したのであれば、「Head, Footer and Post Injections」というプラグインを使用することで簡単にトラッキングコードを全ページに反映できます。WordPressを利用している人は以下を参考にしてみてください。

Head, Footer and Post Injectionsで設定する方法

「Head, Footer and Post Injections」はワードプレスのヘッダーやフッター部分へ簡単にタグを挿入できるプラグインです。Googleアナリティクスのトラッキングコードもコピーして貼り付けるだけで済みます。

まず、「Head, Footer and Post Injections」のプラグインをインストールします。WordPressの管理画面から「プラグイン」の「新規追加」を選択します。

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プラグインの検索窓に「Head, Footer and Post Injections」と入力し、プラグインを検索します。

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すると該当のプラグインが表示されるので、「インストール」をクリックします。しばらくするとインストールが完了し、「インストール」ボタンが「有効」に変わるので、その「有効」ボタンを押します。

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すると、「Head, Footer and Post Injections」のプラグインが有効になります。

そこで今度は、Googleアナリティクスのトラッキングコードをコピーしましょう。Googleアナリティクスにログインし、管理画面の左側メニューの設定ボタンを押し、「プロパティ」の中にある「データストリーム」を選択します。

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画面中央の「タグ設定手順」にある「新しいページ上のタグを追加する」タブを選び、「グローバルサイトタグ(gtag.js)」をクリックしましょう。

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上画像のようにトラッキングコードが表示されるので、「<!–Global site tag(gtag.js)」から「</script>」までをコピーします。

次にWordPressの管理画面に戻り、「設定」から「Header and Footer」を選択します。先ほどインストールした「Head, Footer and Post Injections」の設定画面に移行します。

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デフォルトの状態で「Head and footer」のタブが選択されているので、その下の「<HEAD>SECTION INJECTION」の所へコピーしたトラッキングコードを貼り付けます。

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最後に画面下の「SAVE」をクリックして設定完了です。

すると、これだけの設定でサイト全体のアクセス解析が可能になります。

Googleアナリティクスの使い方(1)必ず確認したい指標

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Googleアナリティクスの登録が完了した後は、具体的な使い方をご紹介します。

まず、毎日必ず確認しておきたい指標は次の2点です。

  • 「ユーザー」指標でアクセス状況を確認
  • 「コンバージョン」指標で日々の成約率を確認

上記2つはWebサイトへのアクセス数や売上高にかかわる指標なので、数値の安定性を基準にチェックを欠かさないようにしましょう。それぞれの指標の見方は、以下で詳しく解説していきます。

「ユーザー」指標でアクセス状況を確認

「ユーザー」とは、Webサイトを訪れたユーザー数やセッション数、平均セッション時間(滞在時間)などの重要なデータを表示する項目です。管理ページの左側メニューにある「ユーザー」の「概要」から確認できます。

デフォルトの状態だと1週間単位のデータが表示されているため、急な増減がないかをチェックしておきましょう

ユーザー指標で特に参考にすべきデータは次の通りです。

ユーザーWebサイトを訪問したユーザー数。セッションと異なる点は、1人のユーザーが1日に3回サイトを訪問すると3セッションになりますが、同じ訪問者なのでユーザー数は1人としかカウントされない点です。
セッションWebサイトの訪問数。同じユーザーが1日に3回サイトに訪問した場合でも、セッション数は3回と計測されます。
ページビュー数ページビュー数 「PV」とも呼ばれ、Webサイトの中で閲覧されたページ数を表します。1セッションで5つのページが閲覧されると、セッションは1回にもかかわらずページビュー数は5回になります。
平均セッション時間1回のセッションあたり、どのくらいサイト内に滞在したかを表す指標です。数値が低いと魅力的なコンテンツが少なく、すぐにページを閉じた可能性が高いため、コンテンツの改善が必要と考えられます。
直帰率ユーザーが複数のページを閲覧することなく、最初の1ページのみでサイトから離脱した割合です。数値が高いと直帰する確率が高く、コンテンツの価値が低いとみなされている可能性があります。

毎日チェックすべき指標は上記5つの項目です。

仮に1週間のうちに特定の数値が極端に低い場合、何らかの対策を講じる必要があります。たとえば直帰率が徐々に増加の傾向をたどっているとすると、コンテンツが飽きられている可能性があるため、企画そのものを見直さなければなりません。

「コンバージョン」指標で日々の成約率を確認

「ユーザー」以外にも「コンバージョン」の指標も確認しておきましょう。管理画面の左側にあるメニューから「コンバージョン」を選択し、「目標」から「概要」をクリックすると全容が把握できます。

コンバージョンとは、特定の物事が成約した数値を表します。たとえば、Webサイトにおける商品の販売数をコンバージョンに設定しておくと、その商品が売れるごとにコンバージョンが1回ずつ計測されます。

「コンバージョン」の項目でチェックしておきたい指標は次の通りです。

目標の完了数期間内に達成したコンバージョンの数を表します。
目標のコンバージョン率期間内の全セッションの内、コンバージョンを達成したセッションの割合を表します。

上記の指標はできるだけ毎日確認し、数値に異常があれば対策を講じる必要があります。

Googleアナリティクスの使い方(2)異常が発生した際に役立つ指標

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ここまで毎日確認しておきたいGoogleアナリティクスの指標をご紹介しました。

毎日チェックしておくことで正常値と異常値の判別がつきやすく、異常が発生した際に素早く対応できます。もしも「ユーザー」や「コンバージョン」の数値が悪いと感じたときは、以下で紹介する指標を参考にして原因を探りましょう。

「集客」指標でアクセス元を検証

Googleアナリティクスの「集客」の項目では、主にユーザーの流入経路(アクセス元)を把握できます。管理画面の左側メニューにある「集客」をクリックし、「すべてのトラフィック」から「チャネル」にアクセスしましょう。

ユーザーの流入経路は検索エンジンやリスティング広告、ディスプレイ広告、外部サイトのリンクなどさまざまですが、どのような経路でサイトを訪問したかを理解しておくと、急にアクセス数が減ったときでも対処できます。

「行動」指標でユーザーのアクションを検証

Googleアナリティクスの「行動」の項目では、主にサイト内でのユーザーの行動履歴を参照できます。管理画面の左側メニューにある「行動」をクリックし、その中にある「概要」からアクセスしましょう。

たとえば、「ランディングページ」の項目を見ると、ユーザーが最初に訪問したページが分かります。

リスティング広告やディスプレイ広告でトップページをリンク先に指定していると、トップページの訪問数が多くなります。また、特定のページの訪問数が多い場合は、そのページに設定している検索キーワードで上位表示を獲得しているなどの原因が考えられるでしょう。

サイト内の人気のあるコンテンツ、または人気のないコンテンツが明確になるので、「行動」の指標もできる限りチェックすることが大切です。

Googleアナリティクスを導入する際に注意すべきポイント

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最後に、Googleアナリティクスを導入する際に注意すべきポイントをご紹介します。

Webサイトの正しいURLを登録する

Googleアナリティクスに登録するサイトURLは正確に入力しましょう。URLを間違って入力してしまうと、たとえトラッキングコードを設置してもデータが計測できなくなります。

特に、コピペではなく手動でURLを入力する場合、「www」を付け忘れるケースも珍しくありません。「www」の有無によってまったく違うサイトとして認識されることから、付け忘れには注意してください。

トラッキングコードを正しい場所へ設置する

Googleアナリティクスに登録した際に発行されるトラッキングコードは、サイト全体に効果を及ぼすHTML内に貼る必要があります。データが集計できるのはコードを設置したページのみですが、すべてのページに設置するのは時間も手間もかかります。

以前はWordPressの場合は UA- から始まるトラッキングコードをプラグイン「All in One SEO Pack」の設定ページに貼り付ければ、簡単に全ページのデータを集計できました。しかし、2020年10月からGoogleアナリティクスの仕様が変わったため、2021年3月現在はAll in One SEO Packでは設定ができなくなっています
(All in One SEO PackのPHPファイルを書き換えれば設定可能ですが、不具合を生みかねないのと、今後のアップデートで書き換えたものが消えてしまう可能性もあるため、プログラムの知識が少ない方にはおすすめできません。)

そこで、前述したHead, Footer and Post Injectionsで設定する方法を参考に、Head, Footer and Post Injectionsのプラグインを使ってトラッキングコードを埋め込むようにするのが簡単なのでおすすめです。

まとめ

Webサイトの検証や改善に欠かせないアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」。訪問ユーザー数やPV数、サイトへの流入経路など細かいデータ分析ができるため、サイトやコンテンツの改善に多大なる効果を発揮します。

設定には少し手間がかかるものの、一度サイトを登録しておけば後はいつでもデータを確認できます。今回ご紹介したアカウント登録方法や設定方法を参考に、自分自身のWebサイトを登録してみましょう。